ダイバーシティじゃない会社

うちの会社には、いわゆる不平等な仕事に関係のない手当がない。


そしてそれは最高に素晴らしいことだと思う。


つまり、私は、扶養手当やら、家族手当やら何やらがある会社は、信用できないと思う。


つまり、独身だと仕事ができないわけでもなく、家族と住んでいるから仕事ができるわけでもない状況の中で、会社が能力以外を理由に、給与の金額に差をつけるのはおかしいと思う。この制度そのものこそが、差別であり、悪だと思う。


逆に言えば、私は交通費もまた一律とすべきだと思う。なぜ遠くに住んでいる人材を優遇する必要があるのか。都心に住めば、通勤費は安いが、家賃は高い。会社が都心にある場合、メリットが大きいのは、会社の近くである都心に住む人材ではないか。通勤時間が少なければ、労力も節約でき、融通が利く。であるにもかかわらず、交通費の支給だけで見れば、遠い人材に多く支払われる。


しかし、家賃補助は行われないとすれば、それは不平等だ。であるとすれば、家賃と交通費補助を合わせて一律とすれば良いと思う。


それが本来の平等な能力ベースでの給与体系ではないかと思う。